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食事で塩分を控える事の良し悪し

日本人にとって、食事で塩分を控えることはもはや常識と言えるかもしれません。減塩の塩や、無塩の梅干しなどというものもあります。その効果と言えば、まず思いつくのが血圧の上昇を防ぐことではないでしょうか。しかし、単に塩分を取らなければ良いというわけではなく、適量というのも重要なポイントのようです。

どんな効果が期待できるか

食事で塩分を控えることの効果は、高血圧を防ぐだけではありません。塩分が多い状態を続けると、心臓や腎臓だけでなく他の様々な臓器にも負担がかかると言われています。特に心臓は最も大切な臓器ですし、腎臓に関しては一度痛めてしまうと元に戻らない上、“肝腎”という言葉の通り、心臓や肝臓と並んで大切な臓器でもあります。腎臓を痛めた状態が続くと、機能不全に陥り、透析を受けなくてはならなくなります。透析を受け始めると、それ以降の寿命が半分に縮んでしまうと言われています。毎日何気ない塩分の摂り過ぎが、恐ろしい結果を招くことになるのです。ただ気にしすぎるあまりに、塩分不足になると、熱中症の原因になるだけでなく、筋肉や脳にも異常が起きます。体が不足した塩分を補おうと、非常事態の体制を取り始めるのですね。立ち眩みや眩暈、腹痛、吐き気、最悪の場合死に至ることさえあります。塩分控えめが体に良い側面は確かにありますが、バランスよく摂取することも大切と言えます。

塩分控えめダイエット

塩分を控えめにすることは、ダイエットにもつながると言われています。塩分を控える食事を続けることで、むくみがとれ、代謝が良くなります。代謝が良くなるという事は、リンパ液の流れが良くなるということでもありますが、流れやすくなったリンパが体の中の余分な脂肪を一緒に排出してくれます。また、リンパ液と脂肪と一緒に、体内の老廃物や、古くなった塩分なども体外に排出します。そうして余分な体内の物質が外に出ていくことで、その分体重が軽くなり、また痩せやすい体質にも近づくので、大きなダイエット効果が見込めるというわけです。塩分を減らす努力を何もしていないと、知らず知らずのうちに摂り過ぎていて、太りやすい体質になっている、という方も多いのです。インスタント食品や外食、ファーストフードなど塩分が多めの食事を好むようであれば、塩分量はかなりオーバーしていると考えて間違いないでしょう。

塩分過多の意外な影響

白髪の原因が塩分の摂り過ぎということは、あまり知られていないのではないでしょうか。塩分少なめの食事を続けることで、水分や老廃物を濾過している腎臓が疲れてしまい、弱ってしまいます。腎臓が弱ると老廃物が体内にあふれてしまいますので、血液の流れも滞り、頭皮の血行も悪くなって、白髪が増えるというわけです。若白髪の方というのは時々いらっしゃいますが、そういう方は遺伝とか体質とかではなく、食生活の乱れ、特に塩辛い物が好きで、塩分の摂り過ぎが原因という可能性もあります。そしてその食生活の乱れなどによる白髪は、若いうちであれば食生活に気を付けることで黒髪に戻っていくことも知られています。塩分の多い食事を控えることと、メラニン色素を増やす亜鉛や銅を食事から摂取するのが効果的と言われています。銅は玄米、サツマイモ、豆類、甲殻類、煮干しなどに多く含まれています。亜鉛は、貝類や納豆などに含まれています。

むくみそのものに塩分控えめが効果的

先ほどからむくみの話には何度か触れていますが、体がむくんで太ったように見えるとか、靴が履きにくいといったこと自体が悩みにもなります。そういった悩みをお持ちの方は、一日も早く塩分を控える食事を心掛けるべきかもしれません。それは医師の指導も仰ぎながらの判断にはなりますが、結構な割合で塩分過多の傾向が見られます。塩分が多くてむくんでいるという事は、結構重大な問題なのです。不幸中の幸いと言いますか、腎臓は異常があると自覚症状がある臓器なので、そのようなむくみなどで異常がわかります。しかし体がむくむほどの腎臓の状態と言うのは、それほど芳しくありません。悪化しないうちに医師の診察を受けるのがベストです。

塩分を控えすぎることでの弊害

これまで、塩分を控えたら良いという話をたくさんしてきましたが、最初に少し触れたことに、塩分を摂らなさすても逆に体に悪いという話をしました。塩分が不足すると、人は低ナトリウム血症という恐ろしい症状が現れます。塩分の不足により、体内の塩分濃度が低下しすぎると、眩暈や吐き気などを催すのです。人の体内の水分中の塩分濃度は、0.85%と言われています。それよりも極端に低くなるとそのような怖い症状も現れますので、単に塩分を控えるとか抜くとかではなく、バランスの良い食事を心掛ける事が大切です。

まとめ

なかなかまとまりのない話だったかもしれませんが、いかがだったでしょうか? おいしい食事ほど塩分をたくさん含んでいることが多いので、塩分の少ない食事をして、塩分の摂取を控えるということは、なかなか大変かもしれません。しかし、そうすることで、むくみや内臓の不調が改善されることも多々あります。ただ何事にも限度があって、やりすぎは禁物ということです。意識しているうちに感覚が身について、バランス良い食事や生活習慣が身につけば、それは一生の宝になると思います。みなさんもぜひ塩分を意識した良い習慣をお持ちになってくださいね。

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