なるほど!からだサーチ

学校の給食が食育するために大切な場所

学校の給食は食育をする大切な場所です。近年は、両親が共働きで子供が一人で食事をしたり、インスタント食品やファーストフードなど食べることが少なくありません。家庭での食育が難しいので、学校の給食で食育を行うことが大切になります。では、学校ではどのような取り組みが行われているのでしょうか。

自分で野菜を育てる

食育には「選食」「食事作法」「地球の食を考える」という3つの柱があります。安心安全な食事を選ぶということが選食です。学校の給食の場合、安全安心な食材が選ばれています。しかし、これは給食を食べる子供自身が選んだものではありません。そこで、自分たちで食材を育てるという取り組みが行われています。野菜を育てるには、畑を耕し、種を蒔き、水を与え、草を抜くなどの作業が必要です。こうして自分で育てれば、どのような栽培方法なのか確認ができて、食材の安全性がわかります。また、自分で育てたものは味が違います。大切に育てたものなら、野菜が嫌いな子供でも食べられることでしょう。

食事作法を学ぶ

食育の3つの柱のうちの一つ、食事作法についても給食を通して学ぶことができます。学校では給食の時間が決められていて、その時間内で食べなければなりません。ある学校では、10分ほどしか給食の時間がないそうです。しかし、これでは作法などなく、食事をかきこむようにしなければ時間内に食べることはできません。作法を学ぶには、ゆっくりと食べられる時間を確保する必要があります。1口30回以上噛んで食べる、お茶碗を持つ、肘をつかないなど、ゆっくり食事をする時間を確保しなければ、こういったことは教えられません。学校では子供がゆっくりと食事をする時間を作ってあげましょう。

地域の食を考える

食育の3つの柱の一つ、地球の食を考えるとは、日本や世界各国の食料問題・食料自給率といったことを考えることです。日本の食料自給率は低く、カロリーベースでは39%ほどとなっています。普段食べているものも、輸入食品が少なくありません。国産を選んでいるつもりでも、外食やコンビニのお弁当などは、輸入食品が大半を占めています。学校の給食でも輸入食品が使われています。食育のことを考えるなら、地域で育てた食材を利用したいところです。地域の食材を利用した給食を提供する学校もでてきています。地元の農家さんが育てた野菜、牛乳などを給食に取り入れています。実際にその作物を子供が手に取ったり、農家さんの話しを聞く取り組みも行われています。実際に触れたり話しを聞くことで、より身近に感じられます。

食材は生きている

魚の切り身が海を泳いでいると思っている子供がいるそうです。実際の魚を見たことがないので、このような勘違いをしているのでしょう。食べものは生きていたものです。学校の給食を通して、食材は生きているということを伝えていきましょう。食材にも命がある、生きていたということがわかると、残してはいけない、大切に扱おうという気持ちが生まれるのではないでしょうか。子供たちが自ら野菜を育てるというのは、安心安全な食材を選ぶということだけでなく、食材が生きていることを伝えることにもなります。牛、豚、魚などを子供たちで飼育して食べるということは学校ではできないので、大人たちが伝えて食育をしていきましょう。

アレルギーへの取り組み

学校の給食で食育をする上で気になることがアレルギーです。アレルギーを持っていて、給食を食べられないという子供もいます。アレルギーの子供に対応するために、詳細な献立表を手渡したり、お弁当を持参するよう指導しています。また、緊急時に適切に対応できるように、学校にアレルギーのことを伝えておきましょう。アレルギーがあっても、成長するにつれて食べられるようになることもあります。本来食べられるのに、自己判断で排除してしまって、栄養バランスが崩れる心配があります。除去については医師に相談をして、給食でも医師の指示に従って除去をしてください。

まとめ

学校の給食は、食育をする大切な場所です。給食を通して食材の安全性、食事作法、地域の食材について学ぶことができます。このようなことを学ぶには学校側の教育姿勢が大切です。

  • ①ゆっくり食べる時間を作る
  • ②自分たちで野菜を育ててみる
  • ③地域の農家さんと協力をする など

これらのことが学校側に求められています。食事は1日3食を一生続けるものです。子供の頃の食育は大人になった時にも影響を与えます。子供の頃から食についてきちんと教えていきたいですね。

この記事が気に入ったら「いいね」しよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です